非常事態の下でとりあえず思うこと。 cari.jp

written by 塩こーじ

かりるーむさんのブログでは、おもに映画やエンタメの話題などを肩の凝らない感じで気ままにつづっていこうと思っていましたが、

昨今のこの状況ではなかなかそうもいかないなーと。やはりこの問題についてふれなければいけないなーと。

誰もが言ってますが、今年のはじめごろ、つい三か月ほど前には、

まさかこんなことになろうとは誰が予想していたでしょうか。

最初は海の向こうの出来事にすぎないとタカをくくっていたのが、

豪華客船を皮切りに、ライブハウス、都会から地方へとあちらこちらから感染のニュースが届き始め、

演劇やコンサートといったイベントが中止だの、公共施設が休館だの、影響が私たちの身近なところまで迫ってきました。

そんな矢先の突然の全国一斉休校、卒業式に出席できない子供たちが続出

桜が咲いたのにお花見も禁止、有名人の感染や死去も報じられて、さすがに誰もがただごとではないと思い始めたようです。

新学期を迎えても休校は延長され、先週4月7日、ついに非常事態宣言。

多くの人が家にこもって不安な時間を過ごしていることと思います。

僕が住んでいる埼玉県も非常事態宣言下に入りました。首都圏だけでなく関西方面にも、さらにそれ以外の地域にも宣言がおりるのではといわれています。

東京では連日3ケタの数の感染者が報じ続けられ、全世界的にも感染者や死者は増加のいっぽうです。

こんなとき、ぼくたちに何ができるのか。

やはり身近な人たちのことや過酷な任務にあたる医療従事者のことを考えたら、不要不急の外出を避けることが最優先でしょう。

絶対に外出は禁ずるべき・・とは思いませんが。

だいたいお店の休業も増えてるので、行くとこがありませんやね。

今回やっかいなのは二つの問題が複雑にからみあっていることで、

ひとつは感染の危険、もう一つはこれまでの社会構造が崩壊する危機です。

どちらかといえば後者のほうが深刻かもしれません。

感染しないために外出を控えれば、経済がとまって社会が死に瀕してしまう、そんな負の連鎖が起きています。

まあ人類もそんなに愚かではありません。滅亡する前になにか手立てを考えるでしょう。

社会なんて一種の約束事です。事情にあわせて約束を変えていけばいいのです。

先がまだまだ見えない状況ですが、とりあえず家にいてもできること、楽しめることを考えましょう。

ネットで情報発信するもよし、こんなときだからこそ今まで手がつけられずにいた本や映画のDVD、テレビの録画を消化するもよし。何もする気が起きなければひたすら寝てるのもありでしょう。

とくに経済的にひっ迫してる人たちには、積極的に情報発信してほしい。そのためのツールは豊富に用意されていますから。

いまここでできることを、たとえささやかでも始めなければと思います。

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